18-16 酵素についての記述である。正しいのはどれか。
⑴酵素反応速度は、pHによる影響を受けない。
⑵酵素活性の調節機構として、酵素たんぱく質のリン酸化がある。
⑶酵素の中で、基質と結合する部位をアロステリック部位という。
⑷リパーゼは、脂肪酸を分解する酵素である。
×(1)酵素反応速度は、pHによる影響を受けない。
→酵素反応速度は、pHや温度の影響を受ける。
◎(2)酵素活性の調節機構として、酵素たんぱく質のリン酸化がある。
×(3)酵素の中で、基質と結合する部位をアロステリック部位という。
→酵素の中で、基質と結合する部位は基質結合部位という。アロステリック酵素では、アロステリック部位に調節因子が結合することにより、基質結合部位の立体構造が変化し、酵素活性に影響を及ぼす。
×(4)リパーゼは、脂肪酸を分解する酵素である。
→リパーゼは、脂質を加水分解し、脂肪酸を遊離する酵素である。