18-8 血液についての記述である。正しいのはどれか。
⑴エリスロポエチンは、赤血球産生を抑制する。
⑵血小板は、止血作用をもつ。
⑶グロブリンは、血漿たんぱく質の中で最も多い。
⑷フィブリンは、凝固血液を溶解する作用をもつ。
×(1)エリスロポエチンは、赤血球産生を抑制する。
→エリスロポエチンは、腎臓でつくられ、赤血球の産生・成熟を促進する。
◎(2)血小板は、止血作用をもつ。
×(3)グロブリンは、血漿たんぱく質の中で最も多い。
→血漿たんぱく質の中で最も多いのはアルブミンで、約60%を占める。
×(4)フィブリンは、凝固血液を溶解する作用をもつ。
→フィブリンは血液凝固・止血に関与する。凝固血液を溶解する線溶作用をもつのは、プラスミンである。