18-44 ビタミンについての記述である。正しいのはどれか。
(1)ビタミンB1は、欠乏するとペラグラになる。
(2)ビタミンEは、欠乏すると血液の凝固が起こりにくくなる。
(3)ビタミンAの過剰摂取は、夜盲症を生じる。
(4)ナイアシンは、体内において身体に必要な一部がトリプトファンから合成される。
(5)ビタミンB2は、欠乏すると壊血病を引き起こす。
×(1)ビタミンB1は、欠乏するとペラグラになる。
→ビタミンB1の欠乏症は、脚気である。ペラグラは、ナイアシンの欠乏症である。
×(2)ビタミンEは、欠乏すると血液の凝固が起こりにくくなる。
→ビタミンEの欠乏症は、未熟児の溶血性貧血などがある。血液凝固遅延は、ビタシンKの欠乏症である。
×(3)ビタミンAの過剰摂取は、夜盲症を生じる。
→夜盲症は、ビタシンAの欠乏により生じる。ビタシンAの過剰摂取では、頭蓋内圧亢進症などが生じる。
◎(4)ナイアシンは、体内において身体に必要な一部がトリプトファンから合成される。
×(5)ビタミンB2は、欠乏すると壊血病を引き起こす。
→ビタミンB2の欠乏症は、口角炎、脂漏性皮膚炎などである。壊血病は、ビタシンCの欠乏症である。